小国郷住民フォーラム2023「コロナ後の小国郷でよく生きる。」

小国郷住民フォーラム2023「コロナ後の小国郷でよく生きる。」

小国郷住民フォーラム2023を開催します。

「コロナ後の小国郷でよく生きる。~すべての世代の人生を重ね合わせた地域ケアを考える~」

日時:令和5年7月15日(土)13:00開場 13:30開始

場所:JA阿蘇 小国郷情報企画センター 2階ホール

【第1部講演】

「佳く生きて逝く為の人生会議」 にしくまもと病院 名誉院長 林 茂先生

講師プロフィール:にしくまもと病院名誉院長 / 熊本市南区地域包括ケアシステム推進会議(会長)/ 昭和 24 年 3 月 1 日阿蘇郡白水村で生まれ、 小学校から熊本市で育つ / 昭和 48 年熊大医学部卒 / 神戸大学麻酔科研修 / 平成 3 年西熊本病院副院長 / 平成 4 年にしくまもと 病院院長 / 平成 5 年米子ホスピタウン訪問 / 熊本ホスピタウン構想作成 / 平成 29 年熊本市地域包括ケアシステム推進会議・委員 / 平成 31 年にしくまもと病院名誉院長 / 令和 3 年 9 月より南区で人生会議セミナー出前講座を行う。

林先生は、平成5年頃より地域づくりと医療を結びつけたホスピタウン構想を練り上げ、荒波の中実践されてこられました。最近は、熊本のあちこちで、ご自身の経験を元にした人生会議セミナーを行われています。林先生の医師人生を通して経験されたことを、そのまま「佳く生きる」為のヒントとしてお話いただきます。

【第2部意見交換】

「イマドキの小国郷のケアに出会おう!」

ディスカッションブースで30分程度の意見交換会を行います。どのブースも出入り自由です。

■第2部ディスカッションテーマ(企画中・変更の可能性あり)

1.「中高生も歓迎!小国郷の医療・福祉系の専門職と話そう~ウェルビーイングに向けた出前講座の役割~」 presented by あんしんネットワークスタッフ+出前講座チーム

医療・介護は様々な専門職(30種以上!)がチームで「ケア(支援)」にあたります。どんな職種があるのでしょう? 専門職とお話していただきながら、小国郷のケアの現状を知ってみましょう。そして、全世代がウェルビーイングである為に必要なことはなんなのか、一緒に考えたいと思います。出張出前講座も承ります!

2.「世代別のウェルビーイングと新しい予防について考えよう」 presented by あんしんネットワーク 予防チーム

ウェルビーイングから転落しない様にすることが新しい予防の概念。全世代が心や身体のケアを相互にする事により、頼れるものをいくつも作っておく事が、ウェルビーイング転落からの予防につながります。小中高校生の育ち盛り、子育て世代、中年・壮年・高齢者、それぞれのウェルビーイングとはどの様なことなのか? 転落予防の為に必要な支援とはどんなものか? みんなで考えましょう。

3.「佳く生きるための新しい働き方:しごとコンビニとは?」presented by SMO

しごとコンビニは、『「しごと」を通じて多様な人が望む生き方を実現する』を理念に、地域の働く人と仕事を発掘してつなぐマッチングサービスです。
理念や仕組みに共感いただいた方はどなたでも登録でき、年齢や時間に制限がある人も、1件あたり3時間程度の短時間の仕事で報酬を得られます。
「佳く生きる」ための新しい働き方を、はじめてみませんか?

4.「医療MaaSが小国にやってくる 〜診察室が動くってどういうこと?〜」 presented by OGNEY Project

小国郷公立病院組合で応募した小国郷医療MaaS・DX推進事業(OGNEY Project)が、国の政策「デジタル田園都市国家構想」に採択されました。その中で今年導入予定の医療MaaS(オンライン診療車)。診察室が動いていくとどの様な未来が開けるのでしょうか? 医療DXの佳いあり方も含めて、住民の皆さんのアイデアをお聞かせ下さい。

5.「小国郷の医療・介護情報共有のイマ ~オグシスってなぁに?~」 presented by あんしんネットワーク 情報共有チーム

小国郷では、ケア情報シートというシートを使って、住民のみなさんのケアの情報(どんな支援が必要なのか)を共有しています。現在これをICT化すべく運用されているシステム、OGCIS(オグシス)について具体的にお話します。くまもとメディカルネットワークでどんな情報が共有できるのか、小国独自の情報共有システムにはどんなメリットがあるのか、現状をお話し、佳く生きる為の情報共有について考えてみましょう。

6.「食べられなくなったらどうする!?」 presented by 小国郷在宅医療サポートセンター

人生の最終段階で、口から栄養がとれなくなったらどうなるのでしょう? いくつかの選択肢があります。もし自分ならどの方法を選びますか? みんなで我が事として考えて、人生の最終段階のウェルビーイング(佳く生きる)について考えましょう。

7.「認知症の春夏秋冬をどう過ごす」 presented by 認知症カフェひとよこい

身近にいる認知症の方の事、理解できていますか? 人生100年となると、ほとんどの人が人生のある段階で認知症の症状が出現します。認知症ケアこそ、ウェルビーイングのコンセプトが重要。長谷川嘉哉さんの「ボケ日和」という本を題材に使わせていただき、認知症の進行を「春夏秋冬」にたとえて、ケアする方の心がちょっとでも軽くなる様なお話ができればと思います。

8.「エンディングノートのススメ ~人生会議の記録簿として~」presented by あんしんネットワーク チーム美鳥

林先生の講演を受けて、小国郷のエンディングノートの紹介をします。紙芝居「人生いろいろ 〜思いを伝えよう〜」を上演して「小国郷で生きて逝くノート」を書くきっかけ作りをします。身近な方の看取りの経験をされた方の経験談も共有いただきながら、佳く生きる為のリビング・ウィルの記録について学びましょう。

 

イベントフライヤーポスターpdf(ダウンロード可能)